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ハローワークの市場化テスト、渋谷と墨田に
06年度の転職者、ハローワークを最も活用

2007-08-10  /  ブックマーク はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

 厚生労働省は7月24日、ハローワークの「市場化テスト」を渋谷と墨田で行うと発表した。

 市場化テストの対象は、ハローワークの無料職業紹介事業で、官と民の窓口を併設する形で実施する。できるだけ同じ条件で官と民を競わせる狙いがある。テストは08年度から開始され、期間は3年間を予定している。

 渋谷と墨田のハローワークを選んだ理由として柳沢厚労相は、官と民で窓口を併設する方針のためある程度の規模が必要だとし、「100人以上の規模がある事業所を対象に選定した」と話している。

 また、同省が8月8日に公表した「18年度転職者実態調査」によると、正社員の転職者が求職活動のために利用した手段は「ハローワークなどの公的機関」が42.5%、「縁故」29.8%、「求人情報誌・新聞・チラシ」が27.8%、「民間の職業紹介機関」19.2%となっている。学歴別にみると、「民間の職業紹介機関」、「企業のホームページ」については学歴が高いほど利用した転職者の割合が高くなっている。

 また、企業が正社員を募集するために利用した方法では「ハローワークなどの公的機関」(67.3%)が最も多く、「求人情報専門誌・新聞・チラシ」(48.8%)、「縁故」(37.4%)の順になっている。事業規模別に見ると、「民間の職業紹介機関」は事業規模が大きいほど利用した割合が高くなっている。

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